Monika Petersen の版画
ヴィンテージ品と平行して少しずつ現行品もご紹介していますが、今回も素敵な作品が入荷することになりました。一枚一枚、作家さん自らが手作業で作り上げている版画です。
こちらの作品はデンマークのアーティストMonika Petersenさんの版画。
まずはプロフィールから…
アーティスト Monika Petersen さんはロンドンのデザインの名門校として名高いSt. Martins College Of Art And Designにてイラストを学びました。
卒業後、故郷デンマークに戻るまでの数年間にはイギリス現地にて複数の会社にてイラストレータとして作品を提供。
Time out, Elle, Cover, Rumなど有名雑誌でイラストを描きました。
現在、彼女の独創的なイラストはカップなどの陶器、ピローカバーなどのテキスタイルとして、デンマークのセレクトショップなどで販売されています。
そして、インテリア雑誌だけでなく、ファッション雑誌などでも取り上げられ、じわじわと知名度を高めています。
今回入荷しました版画は彼女自身が作品を作り上げているので、ポスターなどの印刷とは違いとても味わいのある作品になっています。
こちらの版画は、100枚リミティッドで製作され、作品には本人のサインと番号が書かれています。
すべての作品は版画の後、一つ一つのライン&色づけを手作業で行っているので、オリジナリティがあるのです。
お部屋に飾る絵に、作者の直筆サインがついているというのは、デザイナーさんを身近に感じられて
飾る側としては嬉しいですよね。
今回ははりねずみ、ふくろう、赤ちゃんふくろうと、日本でも親しみやすい、キャラクターを選びました。
お部屋に飾っていただくと、スタイリッシュで個性的な空間を演出してくれる素敵な作品で、おススメです!
近々アップ予定です。
旬のデンマークのアーティストの作品をスタイリッシュに飾ってみませんか?
Gunnar Floerning 2
おしゃれな黒猫&クリーム色猫のオブジェですが、大きさがフィギュアの中では大きめで23センチと背が高いのが特徴です。
髭がピンとしているのも、猫ちゃんらしくていい感じですよね。
先月入荷したエッグカップと比べてもぐぐ~んと大きく、存在感も抜群です!
おとぼけ猫ちゃんの風貌ですから飾り用によっては可愛らしく、またはクールなインテリアにもなるのが素敵です。
男性のお部屋にもしっくりくるのではないでしょうか。
首が長いので、冬にはマフラーなどを作って巻いてあげてもいいですね。
Gunnar Floerning の猫。
常々、味わいのあるヴィンテージ品とともに、デザイン性のある良い現行品があれば少しずつご紹介出来ればなあと、小さなこだわりをもって雑誌をチェックしたり、街を歩く中でアンテナを張り巡らせていますが、また一つ素敵な商品が入荷しました。
今回はGunnar Floerning デザインのオブジェです。
まずは彼の経歴から…。
デンマークの有名なデザイナーの一人であるGunnar Floerning は1955年から1965年に掛けて木製の作品が特に人気を呼びましたが、さかのぼれば1952年頃から活動を始めました。
当時彼は兵役中でした。たまたま暇な時間が出来て、退屈した彼は近くに転がっていた木切れを手に、フィギュアを作ったのです。
そんな些細なきっかけで才能を伸ばしたGunnar は後に100万個以上の木製のフィギュアをデザイン会社 Laurids Loenborgを通して全世界に売り出しました。
そして1958年にGunnarによってデザインされたこちらの猫ちゃんはとっても有名になりました。シアター協会Thaliaがこの猫ちゃんをその年、最も功績を残した俳優に捧げる賞のオブジェとして採用したのです。
オスカー賞のブロンズ像のようにGunnarの猫は当時の数々の名優たち(Dirch Passer やGhita Noerbyなど…)に捧げられたのでした。
そしてこの度、Lucie Kaas社が数あるGunnarの作品の中から、選んだフィギュアを、発売することになりました。それがこの猫のオブジェなのです。
この猫ちゃんのオトボケ顔とそれでいて良質の木材で丁寧に作られていること、そして何よりも素敵なお話がバックグラウンドにあることを知ってから、ますます可愛いなあと愛着を込めて眺めてしまいます。
デンマークには50年代頃より、木製のフィギュアが生み出され、今の時代でも有名な作品がお部屋のインテリアに、カフェにブティックにと見かけることがあります。この猫ちゃんはお部屋のインテリアにも甘くなりすぎず、北欧の家具にもほっこりと調和して、お部屋を和ませてくれるはずです。Gunnarの木製フィギュア、まもなく入荷です。どうぞお楽しみに~。