師走のコペンハーゲン。

クリスマスが迫り、12月になると街も慌ただしくなります。プレゼントの用意やクリスマスを前にこの季節は久々に親しい友人などとも連絡を取り合うことになり、いよいよ年の瀬だなあと感じる時期でもあります。

クリスマスマーケットに行こうと久々の友人から連絡が入り、出かけることになりました。

どこがいいかなあといろいろ調べたけれど、クリスチャニアという小さなヒッピーの住むコミュニティのマーケットにしようということになり、最寄り駅、クリスチャンハウンへ。

駅の近くには、ツーリストにも人気のVor Frelsers Kirkeという教会があります。螺旋状の階段は上に上がるほど狭くなり、高さもあって、ちょっとスリルがある造りになっています。この日も長蛇の列が出来ていました。

クリスチャニアの入り口。ここはヒッピーや不法滞在者の楽園の地として、有名な場所で2004年までは大麻も合法で売られていた不思議なエリアです。1971年頃からあるらしいので、当時のヒッピーも大分御歳を召してきていますが、国のルールを守らず独自のスタイルで生活をする、何かとお騒がせの人たちでもあります。違法と言いながらも未だに大麻やなどの薬物も売られており、時折警察が踏み込んでは、薬物を没収するなど、イタチごっこを繰り返しているエリアでもあるのです。しかしながら、暴力的で危険な場所という訳でもなく、この季節に開かれるクリスマスマーケットは、家族連れなどでにぎわう人気のスポットで、この日も観光客や地元のデンマーク人で大変な賑わいでした。

観光客などの一般の人も中に入れるのですが、敷地内では写真撮影が禁止されているので、入る前に入り口で一枚だけパチリ。

こちらのクリスマスマーケットはアーティストの陶芸やクリスマスオーナメント、バックや編み物、旅好きのヒッピーが集めたアフリカン雑貨…バラエティに富んだ品揃えでした。マーケットはインドアですが入り切れずに外にも長蛇の列が出来ていて、相変わらずの人気ぶりです。

クリスチャンハウン駅周りには運河があり、船がずらりと並んでいます。この日は風があったので本当に寒くて、急ぎ足で通り過ぎたのですが、夏場にベンチに腰掛けてのんびりするには最高のエリアです。

白鳥がのんびり寛いでいました。ちょっとした息抜きに散策するにはおススメのエリアです。

街の様子も少しご紹介…。

こちらはイルムスデパート。クリスマスシーズンなのに閑散としています。同じく近くにあるマガジンデパートに比べると高級感があるからか、買い物客でにぎわっている様子はありませんでした。

ここのデパートは買い物だけでなく、最上階にあるカフェも穴場なので休憩にもおススメです。カフェのメニューを写真に撮り忘れたのですが、美味しいラテやフルーツジュース、サンドウィッチなどがあります。

イルムスボーリーフース。最先端のインテリア商品が凝縮された場所で、北欧の雑貨などを見るにはおススメのお店です。

クリスマスのオーナメントやグッズが沢山売られていました。友人は壁に掛ける靴下を吟味して購入。シックで大人の雰囲気の素敵なデザインの雑貨がいろいろ並んでいて、欲しいものが一杯集まったお店です。

どのお店もこの季節はクリスマスのデコレーションが盛んですが、こちらはキラキラとロマンティックなクリスマスのデコレーションが施されていました。

チボリ公園の前は通るのも大変なほどの賑わいです。年末恒例のクリスマスマーケットですが、チボリは屋外ですので、夜はたいへん冷え込みます。行かれる方は沢山着込んでお出かけくださいね。

LINEで送る

★北欧ヴィンテージショップPetaPetaのお店へはこちらをクリック!

            ↓ ↓ ↓ ↓ ↓